実際、男の子は13歳、女の子の場合は11歳にピークを迎え、平均として8~9㎝も伸び、子供から大人へと体が大きく変化します。

このピークを過ぎてしまうと、伸び方がゆるやかになるため、この期間を逃さないことが一番のポイント。

成長期には「骨端線」と呼ばれる骨内部から軟骨が増殖し、硬い骨へと変わることで成長します。

つまり、骨端線が閉鎖してしまうまでの成長のピークから5年の間（男子13~18歳・女子11~16歳）がゴールデンタイムというわけ。

少しでも逃したくないわが子の成長ピークですが、一体どうすれば有効的に成長をサポートできるのでしょうか？

激しい部活動をしている場合は、より多くのエネルギーや栄養が必要というわけです。

身体づくりの土台となる時期に十分な栄養を補いたいところですが、残念ながら一般的な食事では不十分な可能性が非常に高いです。

カルシウムの推奨摂取量は想像よりも多く、食事に換算してみると子供が簡単に食べられる量とはかけ離れています。

そこで医師や管理栄養士が推奨しているのが『成長サポートサプリ』

成長期に必要な栄養を補足できるので、病気やけがになりにくい健康的な身体作りが期待できます。

有名な成分が配合されているかも、もちろん重要視するべきですが、根拠のある成分かを見極めなければいけません。

大きく分けて以下の2つがありますが、
①栄養機能食品
②栄養補助食品
ここで選ぶべきは①の栄養“機能”食品です。

代表的な成分はカルシウムやビタミン群などが挙げられ、これらの配合量に合わせて分類されています。

骨といえばカルシウムが浮かぶ方も多いと思いますが、実はカルシウム以外のたくさんの栄養素の働きによって絶妙なバランスで構成されています。

そのため栄養素のたった一部でもかけてしまうと、骨の成長がうまくいきません。

つまり、成長期サプリを選ぶ際には、栄養素が豊富で万遍なく身体をサポートできる商品を選ぶ必要があるというわけです。

国内生産・無添加処方かどうかをチェックしましょう。

またどれだけ良い商品でも、子供が進んで取り入れてくれなければ長続きしません。

種類の中ではドリンク(粉末)タイプが一番豊富で、多くの味があります。

成長サプリには栄養が豊富に配合されていますが、一度に栄養素を摂取しすぎてしまうと、吸収される前に尿として排出されてしまうことがあります。

骨をつくるカルシウムやマグネシウムはアルカリ性なので、食後にとると胃酸を中和してしまい、かえって消化不良につながる場合があります。